No.013

UPDATE2014/8/31

伝える、伝わる

ちゃきちゃき、さばさばした振る舞いと物怖じしない性格で実年齢以上に見られることもしばしば……。一方でファッションや美容が大好きで、料理の腕前はプロ級という女子な一面もある林綾子。そんな彼女が目指す「伝える仕事」とは?

「伝えてきた」

「はっきり言うよね」ってよく言われるんです。自覚もしているんですが、どうしてそうなんだろうって改めて考えてみたら、「伝える」ことに対して特別な思いがあるからなのかもしれないですね。

基本的には、思っていることを包み隠さず伝えるのが一番真摯だと思っているので昔からそうしていました。中学生のころなんかは、先輩女子達から「スカート短すぎない?」と詰め寄られても、「こっちの方がカワイイからです」って真っ向から返していました。生意気ですよね(笑)

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普段はそういうストレートな伝え方をする一方で、特別な日には変化球な伝え方をするのも好き。友人や恋人の誕生日にはよくサプライズをしかけていました。内緒で友達たちを大勢集めてパーティー準備をしたり、スターバックスの店員さんに協力してもらって手紙を渡したり……。ストレートに伝えるだけじゃ足りないので、それ以上に気持ちが伝わる方法を考えたくて。

学生時代にはいろんなアルバイトをしましたが、それも人と接して何かを伝えるものが多かったんです。アパレルショップの店員としてお客さんに似合う服を伝えたり、ラジオDJとしてアーティストや広告商品の紹介をしたり、結婚式場の司会として幸せの空気を会場中が感じられるようお手伝いしたりしていました。

「伝えられなかった」

就職活動の時期になって、まず浮かんだのも何かを伝えるような仕事ばかり。ラジオや雑誌、広告、WEB業界を志望して、メディアを運営するITベンチャー企業に入社しました。そこで、自社メディアの広告枠を営業するのが最初の仕事でした。お客さんと直に接して、広告商品のメリットを伝え、広告を買っていただくということにはやりがいがあったんですが、一方でジレンマもありました。

お客さんの抱えている課題は当然いろんなものがあるのですが、自分が提供できるのは自社メディアの広告枠だけ。解決策を考え、伝えたい相手はいるのに、伝えられるものがない状況がもどかしくもありました。そんな思いを社長にぶつけ、社長付きの秘書を経て、制作部門のディレクターに移動させてもらいました。

制作現場は、お客さんの要望を満たすだけじゃなく、ユーザーに何かを伝えることを考えられるおもしろさがありました。ただ、人間欲が出てくるもので、どうせ制作するならもっともっと広いレンジの制作物を扱いたいなと思うようにもなって。いろんな業界と、いろんな仕事ができることに可能性を感じてプラスディーに転職しました。

「伝わってほしい」

プラスディーに入って、ディレクターとして様々なプロジェクトに携わりました。仕事内容は思い描いていたものと大きなズレもなく、面白さだったり、やりがいだったりを感じながら働けています。そんななかで、いろんな提案ができるプラスディーだからこそ気づけたことがあります。それは、「伝える」と一口に言ってもいろんな要素があって、そのうちどの部分が自分のモチベーションになるのかということ。

誰に、何を、どうやって伝えるか。その結果、伝わるか伝わらないか。全部大事で、女子向けプロモーションが好きとか、食がテーマだとアイデアが出せるとかっていう部分はあるんですが、一番モチベーションになるのって「伝わった瞬間」なんですよね。コンペに勝ったり、案件の後にクライアントからお褒めの言葉をいただいたり、最後のクロージングのところで「伝わった」「喜んでもらえた」と実感できると嬉しくなります。そういう意味では、根っこは営業志向なんでしょうね。

まだまだ制作面の知識が足りないので、ディレクターとして学ぶべきことがたくさんあると思っています。でも将来的には、プラスディーがどんな価値を提供できるのかをお客さんに伝える役割がしたいなって、ぼんやりと思い始めています。

冒頭でも述べたように、料理が得意な林。料理を振る舞う際のモットーも、伝えることと同じく「喜んでもらうことが一番」。腹ペコな相手には、自分のエゴで手の込んだ料理を作るよりも早く出せるものを選ぶのだとか。

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Issey Yamaki
何故私にコメント依頼がきたのか謎である。大体のことは上述されている。個性があり、弁が立ち、スマートである。それでいて人間味があるときたら非の打ちどころがない。では、敢えてウィークポイント、短所を挙げるなら何であるか考えた。しかし、特に思い当たることは無く、強いて言 うなら……私に向かって「今日はおっぱいが目立ちますね」とセクハラ発言をしたことくらいだろう。いや、それも彼女なりの激励なのかもしれな い。
Sayaka Horii
思ったことはストレートに言う。厳しい面もある一方、新卒社員の成長に涙する面もあったり、「もう少し柔らかい言い方出来ればな」ということを実はひっそり悩む面もあったりなど、非常に人情味溢れる林ちゃん。大きな笑い声と、お弁当のいい匂いでプラスディーのみんなの五感を刺激しています。

林綾子の+D ― +Dish(ディッシュ)―

料理家の娘にして、自信も料理の腕前はプロ級の林綾子。SNSに投稿する自炊ご飯は完成度、品数ともに「うまそう」の一言。同僚にも振る舞ってください!

No.013

Ayako Hayashi

三重県出身のザ・関西女子。学生時代ラジオDJを務めるなかで、「伝えること」の楽しさと厳しさに触れる。「伝える」術をもっと追求したいとプラスディーにジョイン。

PHOTO by Naoki Umeda : INTERVIEW by Yasuhiro Tanaka ・ Sayaka Horii : BUILDING / PLANNING by Takumi Nariai : EDITING / PLANNING by Kiyotsugu Fujiwara