No.027

UPDATE2015/12/1

スタンス

アドミニストレーション・ディビジョンで主に経理業務を担当する山田幸。書類の提出を催促するお母さん的顔を時折見せるが、私生活でも2016年1月に初産を控えている。産休に入る直前の彼女が語った、夢や人、仕事との“距離感”とは?

夢との距離感

今でこそ、いわゆる事務職をしていますが、実は大学は美術系学部を卒業してるんです。子どもの頃から何かをつくること、特に絵を描くことが好きだったんです。それで、絵画やプロダクト・デザインを勉強する学校に入ったんですが、そこで壁にぶち当たりました。

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学校ではものをつくる課題がたくさん出たんですが、好きなことをしているはずなのに苦痛に感じることに気付いたんです。課題の量が多かったり、難しかったりして大変というのはみんな同じだったと思いますが、私の場合はそもそもの楽しさを全然感じられなくて。今考えれば、探求心が足りなかったんだと思います。手を動かすことは好きでも、課題の意図を解釈したり、他人の作品を研究したりっていうことに興味が持てなかったんです。美術館なんかにもあんまり行きませんでしたし。

もちろん、自分では好きなつもりだったので、いきなり「これじゃない」って割り切れはしませんでした。でも、いくつ課題をやっても苦痛なことが変わらないまま、卒業の時期が近づいてきて将来を考えるようになって。楽しめないことを仕事にしても続かないなと、絵やデザイン以外の道に進むことを決めたんです。それでも、ものづくりとの接点は少しでも持っていたかったので、ディスプレイ器具をつくる什器メーカーに事務として新卒入社しました。それからはずっと事務バタケ、と言いたいところですが、1社目を退社した後に、一瞬DTPデザインの学校に通いました。まだ未練があったんでしょうね。でもおかげで、やっぱり合わないって踏ん切りがつきました(笑)。

人との距離感

なんで事務職を選んだかというと、消去法です(笑)。美術系専門職以外の仕事って考えたとき、事務か営業くらいしか思いつかなくて、営業って柄じゃないよなって。でもそれが、思いのほか合ってたんです。もともと仕切るのは好きだし、いろんな業務に少しずつ携われたりするのが面白くて。会社でどういうことが起こっているのか、少し俯瞰した立場で見られるのも自分には合ってました。1つのことを突き詰めるより、何でもかじってみたいタイプなんだと思います。過去の転職理由も、仕事に慣れきっちゃって、新しい業務にチャレンジしたいというものだったので。

そんな風にいうと順風満帆だったようですが、悩みがなかったかというとそうでもなくて。最近知り合った人には意外がられるかもしれませんが、人との距離の取り方で悩んだ時期があるんです。苦手な人がいたというよりは、仲良くなりすぎてしまって上手くいかなくなるというか……。仕事をしていると、相手は聞きたくないだろうなってことを言わないといけないタイミングもありますよね。そういうときに、友達みたいにベッタリしすぎていたせいで、言うべきことを言いづらくなっちゃった時期があって。そういうこともあって、今は程よい距離感というか、業務を優先できるフラットな関係っていうのを意識しています。誰かにアドバイスされたとか、本を読んだとかのきっかけはないんですが、なんとなくそうしてみてしっくり来たのでそれを続けている感じですね。

仕事との距離感

そんなこんなで、今は働きやすい環境で働けているので、産休・育休で長期の休みに入るのはちょっと不安だったりもします。もともと、「一刻も早く子どもが欲しい!」みたいには思ってなかったので、妊娠が分かったときも、ずっと欲しがっていた夫が舞い上がってる横で私は割と冷静で(笑)。もちろんすごく嬉しいし楽しみではあるんですが、現実的な生活の変化とかも考えもして。

というのも、自分の中で、ずっと働き続けたいなと思っているんです。それには経済的な面ももちろんありますが、働いて評価される場所がほしいということも重要で。子どもと二人だけの暮らしだと、幸せだと感じたとしても、それって自分だけの基準じゃないですか。外の世界と関わって、フラットに自分を見られる環境があったほうがいいなと思うんです。

不安はあるものの、自分は恵まれてるなとも思っています。妊娠の報告を石本さん(アドミニストレーション・ディビジョン長。山田の直属の上司)にしたとき、まず祝ってくれて、それからすぐに、いつから休みに入るのか、どうやって仕事を引き継いで行くかという、出産を乗り切って戻ってくるための現実的な方法を一緒に考えてくれて。友人のなかには妊娠が理由でひどい扱いを受けたという人も多かったので、ありがたいなと感じました。子どもが生まれてから戻って来ることへのイメージが湧いたので、まずは目の前の出産を無事に乗り切りたいと思っています。

プラスディーで見せるサバサバした表情からすると、すこし意外な昔の夢や人間関係の話も語ってくれた山田幸。程よい距離感を大事にする彼女らしく、気負いやてらいのない、程よく力の抜けた口調が印象的だった。その自然体で出産も乗り切ってほしい。

メンバーからのメッセージは山田の直属の上司として出産・復帰をサポートする石本と、産休・育休から復帰した先輩ママ・松葉から。

次回は2016年2月更新予定です。

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Yoriko Ishimoto
やまんだとは最初の出会いから運命的でした。笑 私がGreenで誰かいい人いないかなーと思って見ている時にちょうどやまんだが「気になる」を押してくれて、そこからの面談・面接もぽんぽんと進み、また過去にやってきたこともかなりうちの業務と近しかったので、運命を感じましたね。入社してからもこちらが言ったことはもちろん、言わないことまでも勝手に(笑)整理・整備をしてくれて本当に助かっています。気づいたら「あれ、なんかこれやりやすくなってる。あ、やまんだやってくれたの?!」みたいなことが多いのです。 なので、妊娠を聞いた時にはおめでとう!と思った反面、これは代わりの人材を探すのは難しいぞ・・・と焦りました。苦笑 でも、産休が近づくにつれ、やまんだが続々と業務マニュアルを 作成してくれて、その焦りや不安もだいぶ落ち着いてきました。きっと今はやまんだ自身が初めて臨む出産・育児という大仕事に不安があると思うので、私としてはやまんだが戻って来やすいように体制を作っていくことに力を注ぎます。 なので、元気に戻って来てねー!!
Moeko Matsuba
わたしも仕事が楽しかったので、社員初の産休・育休取得ということや、長期休暇に入るということにはとても不安がありました。でも、会社としてすぐに制度を整えてくださったりと、不安があるときは石本さんに相談に乗ってもらったりして、安心して出産に臨むことができました! 山田さんの上長はわたしも大好きな、とても頼りになる石本さんです!不安は1人で溜めずに、どんどん相談して解消していってくださいね! 子育て1年10ヶ月の経験から言えることは、1人の人間を生み、育てるのは、想像を遥かに超える疲労と、その疲労を超えるハッピーとの繰り返しですw 育休中は、子どもの成長を側で見届けることのできるわずかな期間です。振り返ればあっという間で、戻ってきません。ぜひその時間を大切に、復帰後は周りにたくさん頼って、相談して、自分なりのペースをつかんでいってください!

山田幸の+D ― DRECOME (ドリカム) ―

ファンクラブ会員歴20年、DREAMS COME TRUE の大ファンを公言する山田幸。2015年12月現在開催中のドリカム衣装展示会HPをプラスディーで制作した際は、ファン代表アドバイザーとしてMTGにも参加した。「まさか仕事に活きるとは」と本人もビックリ。

No.027

Yuki Yamada

前職ではITベンチャー企業にて管理業務全般をひとりで担当し、その経験を生かし即戦力としてプラスディーに入社。経理、総務を担当。相性は“やまんだ”。

PHOTO by Naoki Umeda : INTERVIEW by Yasuhiro Tanaka : BUILDING by Norikazu Teraguchi : PLANNING by Kota Takahashi : EDITING / PLANNING by Kiyotsugu Fujiwara