No.011

UPDATE2014/7/1

永遠の学級委員長

大学を卒業後、フィリピンでのインターン経験を経てプラスディーへ入社。クライアントワークでも社内の行事イベントでも、積極的に役割を買って出る北口ひとみ。彼女が手を挙げ続ける理由とは?

「学級委員長、応援団の副リーダーになる。」

子どものころから、学級委員長キャラだったんです(笑)。いじめっ子に果敢に挑んでいったり、クラスを良くする提案をしたりすることが多い子でした。考えがあってそうなろうとしていたわけではなくて、どうしてそうしたいのかも無自覚でした。

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強い意志を持って手を挙げたのは、高校3年生のとき。学園祭の応援団の副リーダーに立候補したときでした。通っていた高校は応援団が名物で、それに混ざるために入学する人もいるくらいでした。私も中学生の時にその応援を見て、ぴったりと揃った動きと、みんなで声を枯らして叫ぶ姿にすごくワクワクして。何より、大勢のメンバーを掛け声で引っ張る副リーダーの女性に憧れました。3年生のとき、念願叶って副リーダーになれたのですが、実は周囲からは「あなたじゃリーダーは務まらない」と言われたくらい、散々なリーダー振りだったんです。学級委員長キャラといっても、みんなを引っ張ることが苦手で、助けてもらうことの方が多くて。それでも、いいチームにしたいという思いは誰よりも強かったので、同級生はもちろん、後輩にもアドバイスを求めて、チームを良くするために必死でした。結果、メンバーみんなが納得できる応援団にできたので、満足しています。

「学級委員長、フィリピンへ行く。」

大学入学後は、イベント団体の副リーダーとして資金調達や宣伝活動をしたり、専門学校の契約スタッフとしてSNSの運営や提案資料を作ったりしていました。卒業後は、そのまま就職する気になれず、約1年間フィリピンへ行くことに。イベント団体や専門学校での仕事はけっこううまくいって、やっていける自信はあったのですが、それでいいのかな、手ごたえがないなという思いがあったんです。今思えば、自惚れてたなーと反省するばかりですが……。

フィリピンでは、日本の企業が運営する、日本人受けの英語学校でインターンをしながら英語を勉強しました。その間、インターン先の語学学校が運営する“放課後音楽教室”という、現地のストリートチルドレンに音楽を教えるNPO活動にも参加していたんです。そこで子どもたちのことが大好きになってしまい、彼らのためにできることをしたい! と強く思うようになりました。NPO活動に参加している人の中には、パソコンに詳しい人が少なかったので、私が担当することに。学生の時に資料作りなどをしていた経験もあったので、チラシを作ったり、ホームページ用のアイコンのデザインを作ったりはできたのですが、WEBの知識はなかったのでたいしたことはできなくて。WEBを活用すれば、お金をかけずに自分たちの活動を知ってもらうことが出来る。知ってもらえたら、人も資金も集まりやすい。分かっているのに、自分にそのノウハウがないのがもどかしくて。このNPOをもっとよくしたいという思いが、WEB制作の知識を身に付けたいと思ったきっかけです。

「学級委員長、修行中です!」

そうはいっても、フィリピンで独りで勉強するには限度があると思い、まずは日本で会社に入って社会人の基礎を学びながら、WEBを学ぶことにしました。採用活動をしているWEB制作会社をフィリピンからインターネットで探しました。辿り着いたのが、プラスディーの採用ページ。フィリピン滞在時に書類応募し、帰国後すぐに面接、内定が出るまでに1週間というスピード感でした。

入社してからは、早い段階で撮影やサイト制作のディレクションも任せてもらい、大きな問題なく仕事をこなせていました。だから自分の働きには結構自信があったし、仕事はすごく楽しかったです。でもその自信は長くは続きませんでした。仕事のボリュームが増えたのもあるのですが、仕事ごとの責任が増したことが大きかったですね。上長の手を離れ、自分がメインディレクターを担当する案件のプレッシャーは想像以上で……。矢面に立つことで、思うような働きができない自分に気づき、ショックを受けました。

プレッシャーは、今でも大きいままですが、徐々に対応できるようになってきています。大変な仕事は、そのぶん達成感も大きい。仕事をするって、責任と向き合うことなんだなと実感します。もともとWEBを学びに入社しましたが、それ以外のところで学ぶこともすごく大きいですね。将来は以前いたNPOのような、社会をもっと良くするための活動のプロモーションに関わりたいと思っているのですが、学べば学ぶほど、もっともっと成長しなきゃと感じる日々です。

子ども時代から今に至るまで、周囲をもっと良くしたいと手を挙げ、発言し、行動し続けてきた北口。彼女が学級委員長キャラと言われる所以は、物事を自分のこととして捉える当事者意識の強さにあるのかもしれない。

メンバーからのメッセージは、上司ながらも北口につっこまれる事の多いプロデューサー・高梨と、同期入社のデザイナー・梅田から。

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Yuji Takanashi
入社当時「すごく負けず嫌いな子がいるな」と感じたことを覚えています。ディレクターというより社会人として、負けず嫌いは非常に大切な資質です。 ただ、当時はクライアント様にも、社内にも、自分にも厳しいヒトになっていて本人も悩んでいたと思いますが、1年経ってきちんとそのバランスが分かってきたのかなと感じます。数少ない女性ディレクターとして、持ち前の負けず嫌いを活かした“北口の仕事”に、今後も期待しています。
Naoki Umeda
最近一緒に仕事する機会が増えました!きたぐっちゃんは、一言で言えば大胆。 どーーんとしてます。ただ怒られるのが嫌いでいろんな防衛線を張ってる印象。 そういったところが気配りにも繋がっていて結果周りを見てるんじゃないでしょうか。 基本頑固なのですが、それはチームを引っ張っていく強い力になっています。

北口ひとみの+D ― +DO STRAIGHT(ドストレート)―

これをやりたい!という自分の中の思いに素直に従っていく彼女は、何事にも真っ直ぐ進んでいく。仕事はもちろん、言いたいこともきちんと言うドストレートさ。お酒を飲むとドストレートに拍車がかかり、辛口コメントを発する。

No.011

Hitomi Kitaguchi

大学卒業後、1年間フィリピンのベンチャー企業でインターンをしながらNPOでボランティアとして働く。どの業界においても“WEB”というものが必要とされていることに気づき、プラスディーに入社。

PHOTO by Kyosuke Adachi
INTERVIEW by Yasuhiro Tanaka ・ Sayaka Horii
PLANNING by Takumi Nariai
BUILDING by Takumi Kuribayashi
EDITING / PLANNING by Kiyotsugu Fujiwara